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製菓用抹茶と茶道用抹茶の違いとは?
お家カフェが10倍美味しくなる「抹茶の選び方」 Part.1
みなさん、こんにちは。 京都アンテナショップ丸竹夷です。
最近、お店でもSNSでもよくいただくご質問があります。
「お菓子作りには、やっぱり『製菓用抹茶』を使ったほうがいいんですか?」
実はこれ、半分正解で、半分間違いなんです。
食材は高ければ高いほうが美味しいのはもちろんなのですが、きっとお財布に優しい予算というものがあると思います。
今日は、抹茶のプロである私たちが、「お店のような抹茶スイーツを作るための、本当の抹茶の選び方」をこっそりお教えします。
そもそも「製菓用」と「茶道用(飲む用)」の違いって?

一番大きな違いは、「味の強さと苦味」、そして「価格」です。
どれも抹茶なので製菓用、茶道用と記載しているわけではなく、これが抹茶選びをより難しくさせるところだと思います。
業界として「抹茶」の定義はあるが細かな規制がされていないというのが現状です。
(ここちょっと闇が深いところなので後で詳しく書きます)
では、まずは製菓用と茶道用を当店なりに組み分けてみます。
1. 製菓用抹茶(お菓子・料理用)
特徴: 加熱しても色が飛びにくいように加工されていたり、砂糖やクリームに負けないよう「苦味」や「渋み」が強めに作られていることが多いです。一方では「苦味」や「渋み」があるため飲む用としては推奨できないランクと言えます。
メリット: 安価で手に入りやすい。抹茶特有の色が綺麗に出る。デメリット: そのまま飲むと苦い。香りは少し弱め。色の悪い製品がある。
2. 茶道用抹茶(飲む用)
特徴: いわゆる「お抹茶」としてお湯で溶いてストレートに飲む昔からの日本の抹茶です。「旨味(甘み)」が強く、苦味がまろやかです。香りが圧倒的に良いのが特徴です。
メリット: 味と香りが上品。口当たりが良い。デメリット: 価格が高め。繊細なため加熱すると少し色が落ちやすい。
私たちプロが教える「美味しい抹茶スイーツ」の正解

ここからが本題です。 もしあなたが、「カフェで食べるような、抹茶の風味が濃厚なラテやケーキ」を作りたいなら…
断言します。
「少しランクの低い『茶道用抹茶』」か私たちのようなプロショップが推奨する加工用抹茶を使ってください。
実は、「製菓用」として売られている安い抹茶を使うと、ただ苦いだけの「抹茶風」の味になってしまいがちです。
逆に、茶道用の高級すぎる抹茶(1缶3,000円〜)はお菓子にするにはもったいないですし、繊細すぎて味がぼやけてしまいます。
そして製菓用抹茶、加工用抹茶を選ぶ際には注意が必要です。
それ、抹茶と書いてあるけど、私たちから見たら抹茶じゃないというものがあります。
これが抹茶の少し闇深いところでもあります。
抹茶というのは、茶摘み前に2週間から3週間ほど茶畑を「寒冷紗」という布で覆って日光を遮って旨味を引きだした茶葉を言います。
でも、昨今の抹茶ブームでこの作り方が守られていないものも市場で抹茶として出回っています。
1週間ほどしか寒冷紗をかけていなかったり、そもそも寒冷紗をせず粉砕した粉末緑茶が存在します。
これらは色が良くなく香りも私たちが販売している抹茶に比べると劣ります。回転寿司の粉末茶並みのものが抹茶と表記されて販売されている場合もあるのが今の現状です。
抹茶の販売上、日光を遮るために袋の中身は見えないので消費者には開けてみないとわからないのが抹茶の怖いところ。
私たちはすべてサンプルを取り寄せて、実際に確認しますが一般のお客様にはそれができません。
なので製菓用抹茶もできるだけ私たちのような専門店からお買い上げいただくことをおすすめします。
また、当店も現在は注文殺到につきイートインはお休みして『本物の抹茶の直売』に特化していますが、それまでは喫茶として抹茶やケーキの販売も行っていました。
もし業務用でお使いであればご相談いただければ多少のご提案はできると思います。
丸竹夷のおすすめは「練習用ランク」の茶道用抹茶
- 理由1:クリームや牛乳と混ぜても、抹茶本来の旨味がしっかり残る
- 理由2:焼いた時に、部屋中に広がる香りがまったく違う
- 理由3:もちろん、そのまま点てて飲んでも美味しい
茶道用抹茶の中でおすすめ
当店一番人気の「万能抹茶」はこれ!
「自宅で抹茶ラテを作ったら、お店より美味しくできた!」 「シフォンケーキに入れたら、色が綺麗だと褒められた!」
そんな嬉しいお声をたくさんいただいています。
せっかくの手作り時間。「粉」を変えるだけで、あなたのキッチンが京都のカフェに変わりますよ。
ぜひ一度、「本物の抹茶」で作る味の違いを体験してみてください!
