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- 【現地レポート】タイで抹茶ラテが爆発的人気。なぜ「ほうじ茶」は衰退し、「抹茶」が生き残ったのか?
「抹茶」が生き残ったのか?
こんにちは、丸竹夷(まるたけえびす)の成沢です。
当店で注文者数が多い国が東南アジア。特にタイでは昨年から日本の「抹茶」がかつてない盛り上がりを見せています。

タイの抹茶ラテスタンド
今回は、私のタイの友人や親戚が届けてくれた最新の現地レポートをもとに、世界の抹茶市場で今何が起きているのかを深掘りします。
そこから見えてきたのは、単なるブームではない「本物」への強烈な渇望でした。
01 抹茶ラテの熱狂と「進化系」の登場
タイでは今、SNSを開けば抹茶の情報が溢れかえるほどの熱狂ぶりです。
その人気の火付け役となったのは「抹茶ラテ」でした。
もともとタイは「チャー・トゥラー・ムー」のような甘いミルクティーを好む文化があり、ミルクとの相性が抜群な抹茶は瞬く間に市民権を得たのです。
現在ではその人気はさらに進化し、単なるラテに留まりません。
このように、あらゆる素材と組み合わせた「進化系抹茶」が次々と誕生しています。

タイの抹茶ラテショップ

左から:タイの抹茶モンブランと抹茶ラテの店、タイでは抹茶アイスも人気、抹茶スイーツ

左には宇治抹茶と書かれた抹茶がある850バーツ(4100円)
02 なぜ「ほうじ茶」は一瞬で衰退したのか?
非常に興味深いのは、かつて抹茶と同じようにトレンドとなった「ほうじ茶」の動きです。
抹茶が人気を拡大し続けているのに対し、ほうじ茶は一瞬のブームの後、急速に市場から姿を消しました。
その理由は、明確な「インパクト」の差にあります。
タイの人々にとってのインパクトとは、「緑茶特有の味と香り」です。
ほうじ茶は、単体では香ばしく美味しいのですが、ミルクで割るとその個性がかき消されてしまい、抹茶ほどの満足感を与えられませんでした。
実際に現地で日本人がタイ人にほうじ茶ラテを勧めても、半分以上残されてしまうほど、ラテとしての魅力が弱かったのです。
ミルクや他の強い素材と混ぜても、決して負けることのない圧倒的な「味と香りの強さ」。
これこそが、抹茶が生き残った最大の勝因です 。

抹茶いちごラテや抹茶コーヒーラテも
03 健康志向が加速させる「ヘルシー抹茶」へのシフト
もう一つの大きな変化は、消費者の「健康意識」の高まりです。
年間を通して暑いタイでは、これまで糖分の多い甘い飲み物が好まれてきましたが、現在は糖尿病や肥満への懸念から、大きな転換期を迎えています。
このように、「美味しいのは当たり前、その上でヘルシーであること」が、今のタイ、そして世界のスタンダードになりつつあります 。
04 プロの懸念:市場に蔓延する「偽物」の影
しかし、この盛り上がりの裏で、私たちプロが危惧している事態も起きています。
市場には今、ベトナム産や中国産といった安価な抹茶が大量に流入しています。
また、日本でもハッキリ言って美味しくない抹茶が存在します。
私としてはそれらの袋を開けて中身を見たときに飲む気にもならないものがあります。
これらは機械による大量生産の過程で強い熱が加わっており、抹茶の命である「香り」が飛んでしまっているものが少なくありません。
なにより日本の抹茶の基準に達している栽培方法なのか謎のままです。
粉になってしまえば、一般の人にはわからないという抹茶の超ダークサイド的な部分があります。
どれほど色が綺麗でも香りや旨味のない抹茶は、ミルクや素材と合わせた瞬間にその存在感を失います。
今、世界が求めているのは安価な代用品ではなく、「味と香りがしっかりしている本物の抹茶」です。
タイの現状が示している通り、これからの抹茶に求められるのは、多様なアレンジの中でも光り輝く「本物のインパクト」です。
丸竹夷が扱う宇治抹茶は、加工用(Culinary Grade)を除きほとんどが石臼挽きによって熱を抑え、香りと旨味を極限まで閉じ込めています。
だからこそ、ストレートで飲めば禅(Zen)のような集中力を与え、ラテにすれば他のどんな素材にも負けない気品ある香りを放つのです。
世界が本物に気づき始めた今、私たちは「背景のある本物」だけを皆さまにお届けし続けます。
世界が認める「本物のインパクト」を、あなたのご自宅で
タイの市場が証明した通り、これからの抹茶に求められるのは、多様なアレンジの中でも決してかき消されることのない「味と香りの強さ」です。
丸竹夷が厳選したラインナップの中から、特に「本物のインパクト」を体感できる2品をご紹介します。
まさにタイのトレンドである「ラテ」や「進化系ドリンク」に最適な一品。
石臼挽きならではのフレッシュな香りが、ミルクと合わせてもしっかりと立ち上がります。
機械乾燥の安価な抹茶では決して到達できない、鼻を抜ける芳醇な香りをご体験ください。
「本物の宇治抹茶とは何か?」という問いに対する、一つの正解がここにあります。
16代にわたり受け継がれてきた土壌と技術が生み出す、圧倒的な旨味のパンチ力。
一口飲めば、なぜ世界中の愛好家が「宇治」というブランドにこれほどまでに執着するのか、
その理由が理解できるはずです。
世界で広がる抹茶アレンジ

タイでは抹茶(?????)と検索すると… ほんの一部でこの量
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