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源氏藤袴会 藤袴の無農薬匂い袋
385円(税35円)
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京都アンテナショップ丸竹夷の実店舗でも秋になると見頃を迎える藤袴(ふじばかま)秋の七草の一つとして万葉集にも詠まれていて、その優雅な香りは平安時代から京の都で親しまれていました。

京都アンテナショップ丸竹夷実店舗のコバノフジバカマ
藤袴にはいくつか種類があり、来歴ははっきり分かっていないようですが日本には原種と呼ばれる各地域に残る藤袴とこの写真のように通常の藤袴に比べて花の色が濃く香りも良く小型の「コバノフジバカマ」という園芸種があります。園芸店で販売されているものがこれに当たるらしく中国南部に自生する藤袴のタイプに似ているそうです。

日本に存在する原種のフジバカマは各地域にあり、京都にも京都市西京区大原野明治池で発見されたものが古来種とされています。他にも冷泉家や杉本家にも古来種として伝わっているものがあるのですが現在の株は少なくなってしまっています。
いわゆる園芸種とされるコバノフジバカマは奈良時代の頃に中国から香草として持ち込まれたと伝えられており葉が小ぶりで花の色が濃いのに対して、京都原種の藤袴は葉が大きく白に近い色をした花が咲くのが特徴です。

この絶滅危惧種とされる大原野原種の藤袴を後世に残したいと活動されているのが源氏藤袴会さん。藤袴の魅力を広めながら、近い将来京都の花として秋の風物詩となるように活動しています。

源氏藤袴会は10年ほど前に発足されて、寺町通にある西国三十三ヶ所の1つでもある革堂行願寺で大切に保存、育種されています。
絶滅寸前種の藤袴を保存していくために遺伝的多様性で変異しないよう種ではなく挿し芽で増やしており、革堂の裏側で毎年春に5000芽ほどの挿し芽をされるそうです。
今では株も増えて毎年10月中旬に見頃を迎え寺町通りなど一帯で藤袴祭が開催されており、革堂や下御霊神社、文化的建造物を中心にお祭りという形で展示発表されています。

藤袴の葉はとても良く香り平安時代は洗髪や香り袋に使われたそうです。
当店でも少しでも絶滅寸前種とされる京都の原種藤袴を守っていけるよう源氏藤袴会さんの手掛けるグッズの販売をさせていただくことになりました。
無農薬で育てられた藤袴の香りをどうぞお愉しみください。
売上の一部は藤袴の育成など源氏藤袴会の運営費として活用されます。
源氏藤袴会 藤袴の無農薬匂い袋
乾燥した藤袴の葉や茎を詰めた「藤袴の無農薬匂い袋」は、穏やかで甘い香りを楽しむことができるアイテムです。
藤袴は万葉集で秋の七草の一つとして詠まれ、古くからその優雅な香りで知られています。平安時代には、貴族たちの間で匂袋として愛されていました。その甘く爽やかな香りは、リフレッシュや気分転換に最適です。
この「藤袴の無農薬匂い袋」はタンスの中やリビング、寝室、車内など、さまざまな場面で香りを楽しむことができます。特に忙しい日々の中でリラックスしたい時や、集中力を高めたい時にオススメです。
自然の恵みを手軽に取り入れられる「藤袴の無農薬匂い袋」は、贈り物や自分用にも最適です。香り豊かな癒しのひとときを心地よく演出します。ぜひ、日常の中に藤袴の香りを取り入れてみてください。
<取り扱い注意事項>
直射日光や高温多湿を避け、乳幼児の手の届かない所に保管してください。万が一飲み込んだ場合は、すぐに水を飲ませるなど医師の指示に従ってください。
こちらの商品は「源氏藤袴会 藤袴の無農薬匂い袋」1点の価格となります。その他の写真の掲載物や付属品は含みません。