手編みにより一本一本仕上げていく鳥井金網工芸の銅製茶こし。亀甲模様の美しさから手仕事の暖かさが伝わってきます。茶こしの底には、菊の紋様のように編んでいく「菊出し」という技術が用いられています。お届けした時点で、銅は輝きを放っていますが、使い込んでいくほどに風合いのある飴色に変化していきます。

京都の美意識の中から生まれた金網工芸は、もともと社寺の建物などに見られる鳩よけや灯籠の外張りになどに使われていたのが始まり。京都ならではの社寺の多さがその技術をさらに高めることとなりました。

中網はお茶のタンニン酸で黒くなりますが、張替えが可能です（別途要）



抹茶ふるいを編む際には写真のような木型が使われます。工房内においてある木型はそれぞれのサイズや用途に寄って使い分けられます。



茶こしや豆腐すくいの網目部分は、四代目の鳥井幹司さんが一つずつ編み込んでいきます。材料には軟らかな銅線やステンレス線が使われ、写真は銅線使い一本ずつ折り曲げたりよじったりしながら編み上げていきます。


ご注文が集中した場合、1ヵ月ほど納期を頂きます。納期がお知りになりたい方はお気軽にお問い合わせください。

鳥井金網工芸 銅製 抹茶ふるい
抹茶を点てる際に缶に入っているそのままの状態で抹茶碗にすくってもダマが出来ています。
これを茶筅で崩すのは難しく、知らずに飲むと舌に粉っぽい抹茶が残って気持ちのいいものではありません。

当店の場合はイートインスペースで提供しているので、抹茶缶に入っているお抹茶をすべてふるいに掛けていますが、ご家庭で飲むならばこちらの「銅製 抹茶ふるい」で使うときだけふるいに掛けたほうが楽だと思います。使うときに使う分だけ利用できるのがこの抹茶ふるい。

「銅製 茶こし」よりも少し粗い目の中網が張ってあります。持ち手は手に馴染みの良い竹で出来ています。

お抹茶だけでなくティーバッグのようにして紅茶やハーブティーにもお使いいただけます。

予約商品をご注文の方へ・・・表示の入荷時期は目安となりお約束できるものではありません。製造元の生産状況などにより入荷数が予約数より下回った場合は先にご注文いただいたお客様から順番での発送となります。お届け日の指定は承れませんので予めご了承ください。


・サイズ：直径8cm、深さ4cm、長さ19.8cm
※手作りのため若干の個体差があります。
・材質：銅（枠）、ステンレス（中網）、柄（竹）
・お手入れ：銅製のため食洗機や金属タワシで洗うことが出来ません。亀の子タワシやスポンジなどで優しく洗い自然乾燥して下さい。

こちらの商品は「鳥井金網工芸 銅製 抹茶ふるい」1点の価格となります。その他の写真の掲載物や付属品は含みません。