夏の陶器まつりで有名な京都東山の五条坂で江戸後期（1771年）に開かれた『六兵衛窯』
窯焼成から絵付けまで一貫して職人による手作りにこだわり制作されています。

中村芳中の『光琳画譜』に描かれた仔犬や神坂雪佳の狗児をモチーフにした琳派の流れを汲む可愛らしい作品から、時代にあったシンプルな花器までひとつひとつ丁寧に作られています。





清水宏章 一輪挿し花器「流」A
六兵衛窯八代目六兵衞の長男さんの作品。
「流」の名前は淡いブルーグリーンの釉薬が優しく垂れていることから付いたタイトル。
ふっくらと可愛らしいフォルムで、リビングや玄関などでこれだけを飾っていても絵になります。

口径は1cmと小さいので可憐な花を一輪だけ挿すのに丁度いい。茎の太いしっかりとした枝ではなく野辺に咲く優しい花を入れてあげてください。菊ならミヤコワスレや野紺菊などが似合いそうです。
毎日水を変えるのが面倒だなと言う方はフワッとしたドライフラワーもおすすめ。


素材：陶器
サイズ（約）：直径9.5cm 、高さ11.5cm、口径1cm
※窯元による手作りの為、大きさや形、釉薬のかかり具合や色合い、サイズなど多少異なる場合がございます。


こちらの商品は「清水宏章 一輪挿し花器「流」A」1点の価格となります。その他の写真の掲載物や付属品は含みません。




作家紹介
清水宏章
1986年　京都清水五条に生まれる
2009年　大阪大学人間科学部 卒業
2015年　京都府立陶工専門校 卒業
2016年　京都市立産業技術研究所 卒業
2018年　ギャラリーH2Oにて個展
2019年　第48回日本伝統工芸近畿展入選
　　　　 祇園菊梅にて田中大氏と2人展
　　　　 好文舎にて個展
2020年　第49回日本伝統工芸近畿展入選
　　　　 ギャラリー恵風にて個展
2021年　第50回日本伝統工芸近畿展入選

陶磁器のご使用について
本来陶器はかなり吸湿性の高い製品です。お買い求めのあと、使う前にかならず水または湯に浸し、ご使用後は水洗いの上、十分に乾燥させた上、戸棚などに収納してください。
乾燥が不十分なままにしておくとカビを発生させることもありますのでご注意ください。