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【裏話】ただ「大きい」だけじゃない?祥玉園の「デカ缶」に隠された、意外な“優しさ”の話
先日、インスタでお伝えした、祥玉園からの「レスキュー要請」。
製造ラインのミスで大量に出来上がってしまった「100g缶」と「200g缶」ですが、おかげさまで少しずつ注文いただけて減って来ています。
ちなみにこの缶の2つの実物を並べてみると……
うん、 「やっぱり大きいです(笑)」


一般的な40gの缶と比べると、その存在感は圧倒的。
でも、商品を検品しながら祥玉園の社長と話していると、この「大きさ」と「形」には、茶道を嗜む方への深い配慮が隠されていることが分かったんです。
他店とは違う?「直径」の秘密
この缶、よく見ると他メーカーの同サイズの缶に比べて、少し「直径が大きく(太く)」作られているのにお気づきでしょうか?
不思議に思って社長に聞いてみたところ、こんな答えが返ってきました。
「あぁ、それはな、お稽古やお茶会の準備をする時のためなんや」
「漉(こ)す」作業のストレスをなくすために
茶道をされる方はご存知かと思いますが、抹茶を点てる前(お茶会やお稽古の準備)には、ダマをなくすために一度抹茶を漉して、「棗(なつめ)」という容器に移し替えますよね。
この時、缶の口が狭いとどうなるか……。
スプーンや茶杓を入れて抹茶を掬(すく)おうとした時に、手やスプーンの柄が縁に当たってしまい、粉がこぼれたり、奥の方が掬いにくかったりします。
「口を広くしておけば、スプーンでガバッと掬いやすいやろ?」
そう、この「デカ缶」の広口設計は、水屋(準備をする場所)で支度をする方々が、ストレスなくスムーズに準備ができるようにという、祥玉園なりの工夫だったのです。
品質管理と鮮度へのこだわり
当店がお世話になっている「祥玉園」さんとは、単なる取引先以上の仲の良いお付き合いをさせていただいています。
注文が重なり猫の手も借りたいような繁忙期には、私も工場へ駆けつけ、こうして抹茶の袋詰めや缶詰めの作業をお手伝いしています。
作り手と同じ目線で、同じ空気を吸いながら(パートさんたちとお喋りしてるだけですが)、一つひとつ丁寧に仕上げていく。そうした現場の熱量ごと、皆さまにお届けしたいと思っています。

作業の際は頭部に専用のキャップを被り、6月に出来たばかりの専用のクリーンルームで衛生管理を第一に抹茶を缶に詰めています。
プロ仕様の「使いやすさ」を、この機会に。
単に量が多いだけでなく、使う人の所作まで考え抜かれたこの形状。
毎日お稽古をする先生方や、消費量の多い方にとっては、実は「最高に使い勝手の良い缶」と言えるかもしれません。
今回は工場のミスで大量に出来てしまった在庫ですが、中身は農林水産大臣賞を受賞するほどの確かな品質、そして容器には作り手の優しさが詰まっています。
「なるほど、それは便利かも」と思ってくださった方、ぜひこの機会にこの「優しさの詰まったデカ缶」をレスキューしていただけると嬉しいです!
▼【祥玉園レスキュー】茶師十段監修・農林水産大臣賞受賞の抹茶(100g/200g缶)
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